先生のお手伝い

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信じられないとこをこの目で見てしまった気がする。 だって!あ、あの…翼裟くんが!この〝捨て鉢〟野郎に話しかけているんだから!!! 行動に黙っていた女の子たちは騒ぎ始めた。 「しゃべってる!翼裟くん!」 「ラッキーだよね、今日は!おしゃれしてきたからかな!?」 「関係ないでしょー?」 「えーでも、」 〝これからどうなるだろう〟と私も同感だ。めったに掛けない翼裟くんが怒鳴ってここまで私の目の前に現れるなんて初めてだ。 だけど、心一の行動に翼裟くんが〝お前煩いんだよ〟と初めて怒るに起こった事に進む針はもう戻せない。
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