彼の腹黒い援助

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あたしはその歩く背中を見て、不安も募って。 なんかあったの? どうしてそれだけでなにも? …そう思っていると彼がどんどんと小さくなっていく。 その時、誰かにトントンと優しく右肩を叩かれた。 小さい人影にツーンとくる新鮮な匂いがあたしに包み込まれた。驚きながらタンを飲んで後ろを振り向くと。 でっかい背丈に髑髏の首飾りをつけて、 制服にはいろいろと怖いストラップがついている。 そんな怖い彼にあたしは目を向け。 「…あ。(心一だ)」 「はあ。どうして、俺がこんなことしなきゃ何ねえの。」 そこには不機嫌な顔してあたしに言った。
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