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庵と付き合って何日経ってるんだろう。
本当に戦争みたいに争って〝勝ち〟か〝負け〟か決める。
それが今の本当の状況なんだろうけど、あたしならこんな事していたなんて聞いたら許せない。
…そう思う程、庵が嫌だったから昔の頃は、仲間同士だった二人はあたし達を傷つけてスッキリなんてするもんじゃなかった
分かってもらいたい本音、
傷ついた毬姉ちゃんとあたしの気持ち。
そのまま返してやりたいと思うくらい苛々する。
なんか〝負けない〟意地張るように心が燃えてきた!
誘われても断るぞ〟と考えていると突然―祐介くんは話を変えてきた。
「ところで、櫂琉くんはどう思うの?」
「へっ?」
あたしはつい間抜け声を上げる。
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