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では、本題。
3Dメガネをかけると、平面の上に描かれた絵が、立体的に見えます。
だから、立体的に見えているのは、あくまで「3Dメガネのおかげ」。
では次に、3Dメガネをかけて、僕の左隣に座っている彼女や、向かい側に座っている友達の顔を見ると、あら不思議。立体的に見えます。
つまりそれは「3Dメガネのおかげ」なのだと、脳内で思い込むわけです。
元々から立体である事は、想像力の「引き算」の方を使って、「あえて」忘れる。そうすると、どうなるか?
「うおー! すげーリアル! なにこの友達! ゲームから出てきたよ!」
「しかも触れる! 体温まである! 呼吸もしてる! 3D技術の進化、やばすぎだろ!」
そうやってはしゃぐことができるわけです。
プレステ4どころじゃなく、おそらくプレステ128位の、微細なグラフィックを味わえる。
なんせ、実は本当に立体だからな!
こういう遊び。
そして、ここまでは、あくまで、ビギナー向けのプレイスタイル。
中級者のプレイ方法は、通常のメガネで行います。
通常のメガネが「実は3Dメガネである」と思い込んで、こう言うわけです。
「凄まじい再現度! やばすぎ!」と。
上級者のプレイ方法は、メガネをかけません。「今僕は、3Dメガネをかけている」と思い込んで、こう言うわけです。
「プレステどころの騒ぎじゃねーよこのグラフィック!」と。
最後に、超上級者は、メガネをかけず、そもそも存在しない立体を脳内で勝手に想像で付け足して、「CG半端ねーよマジで!」とやります。
ここまで行くと、外から見た場合の僕の姿は、電車ホームですれ違いざま「ヤバイヤバイ! イキテル! コロス!」とか言ってくる、やばいおじさん達と、何ら変わりなく見える恐れも。
そのため、外でのプレイは、慎重に行わなければなりません。
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