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「○○○! お前、どうすんだ」
「あ、はい。どうにかして○○に帰るつもりです」
「親はくるのか?」
「無理だと思います……。なので、自衛隊の方々が運び出してもらえるのを待つつもりです」
「そうか。なら、俺の親が今日迎いに来るから、一緒に乗ってくか? 同郷だし」
「えっ、いいですか!お願いします!」
「おう、こんな時だからな。助け合っていかねぇとな」
そして、私は古郷に帰ることが出来た。
これで私の体験談を終わりだと思うかもしれないが、もうひとつ話すことがある。私としては、この話がもっとも、絶望したことだった。よかったら見てもらいたい。
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