第 1 章 バイト先

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「まだよ」                       「良かった」 決まらなくてブラブラしている状況が『良かった』って? 「明日からお勤めしない?」 何か意味深の言い方だ。 江子は中学の同級生。 市内の学習塾の先生をしている。 中学の英語教師を目指しているが、正式に採用されるのは大変らしい。 大学卒業後、毎年県の教職採用試験を受けるが、合格出来ずに今に至っている。 既に卒業して七年。 塾講師職もベテランになってきた。 最近は、「塾で子供たちに教えている方が楽しいかも」と言い始めてる。
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