幼なじみのお兄ちゃん

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「昴(すばる)くん 聞いてよ~!」 ドタドタと階段を上がる足音と共に バタンとドアが開き 紗耶乃が飛び込んできた 「あのなぁ いつも言ってるだろ ノックぐらいしろよって!」 パソコンに向かっていた俺は指を止めた 「ん~ごめん」 「俺だって心の準備があるんだからさ」 「エロ本読んでるとか?」 「バカか!」 「あ……昴くん 顔赤いし!」 「は! で…………なんだよ?今度は」 「そうそう…………ねぇ聞いてよ!」 紗耶乃は自分の部屋のように遠慮もなく 片隅にあるソファーにドカッと座った
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