第2話 学校事情

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第2話 学校事情

「またかお前らーそろそろ先生おこっちゃうぞ?遅刻遅刻 毎週遅刻しやがってー」 宙「いやー道に迷った外人さんを目的地につれていってあげてました!」 陸「そらが寝坊しました~」 宙「あ!りくと!チクんなよー!!」 俺と陸登は同じクラスで、先生も俺達の同居の事も分かってくれている。 俺と陸登は休み時間はそんなにからまないけど、お弁当はいつも2人で食べている。母さんは朝早くに仕事に行っちゃうから朝ごはんとお弁当はいつも陸登が作ってくれてる。 幸せな事この他ない(///_///) 宙「りくと!弁当行こ!」 陸「うん!おなかへったよ?(*´`*) 」 ……何気ない動作言動がここまで可愛いといつか萌え死にしてしまうかもしれないw うちの学校は屋上は開放されていて休めるようにベンチが置いてあったりする。俺と陸登のお気に入りの場所だ。 宙「いっただきまーす!今日はおかずなに?」 陸「ポテトサラダと~玉子焼きと~あと……」 宙「うん!うまい!」 陸「あ~!もう!何で先に食べちゃうのー!」 フフッ……陸登が少し笑った気がした。それを考える。 それだけで幸せだ(*´ー`*) 宙「りくとは多分いい嫁さんになるな!w」 陸「僕 男だよ!それに……」 宙「え?」 陸「あ うん ごめんね!なんでもないよ……」 宙「?」 陸登の雰囲気がいつもと違った……その時は特に気にしなかった。 陸「そ~ら!帰ろ!」 宙「んん...んン?あぁ……うん」 陸「はは 寝ぼけちゃってるw」 放課後はいつも陸登と一緒に帰っている。下校も一緒……いいだろ?( ・´ー・`)どや? 陸「そらもちゃんと授業受けないとだめだよ?いっつも寝てばっかり~」 宙「うぅ……ベンキョウワカリマセン」 陸「だめ!ちゃんと授業受けて!」 宙「はーい……」 違うよりくと……俺は授業中は寝てるフリしてお前を見てるんだ……え?変態?普通だわ!(違う) 正直、告白は何度も考えた。けど俺は今が充分、贅沢すぎるほど幸せだから……告白して引かれたくないから……朝起こしてもらって、弁当を2人で食べて、放課後一緒に帰りたいから……まぁ、陸登は引きはしないとは思うけど まだ俺に勇気がないから、告白はできないと思う。
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