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第5話 寝室事情
陸「ほんとに病院行かなくても大丈夫なの!?」
宙「大丈夫だって!お風呂でのぼせただけだから!」
陸「のぼせって時間差で来るの!?」
宙「……俺の場合は」
陸「もぅ!心配したんだから!」
まさか陸登に抱きつかれてエキサイトしすぎて倒れたなんて言えない!
陸「そらが倒れちゃったあと僕……そらが重い病気で死んじゃったらとか思っちゃって……心霊番組どころじゃなかったんだよ……?」
陸登の目から涙がいっぱいこぼれてきた。俺のためにこんなに思ってくれてこんなに好いてくれて……俺は嬉しくて仕方がなかった。
宙「陸登……ごめんな……」
陸「そらのせいじゃないよ……ヒグッ 僕が勝手に早とちりしたんだから……だからあやまらないで?」
陸登は優しく、そう言ってくれた。それからすぐに陸登は落ち着いた。
宙「よし!……じゃあもう上行くか!」
陸「うん! そうだね!」
いつもの陸登の笑顔……やっぱり陸登は笑ってる方がいい。いいに決まってる……これからは陸登を泣かさないように頑張らないと...!そう心に決めた。
話は変わるが俺の家は一軒家で、1階にトイレと風呂とキッチンとリビングがあり、2階には3部屋と、トイレがある。そのうち1部屋は父さんと母さんの寝室になっていて、もう1部屋は父さんの書斎になっている。 つまり俺と陸登は同じ部屋で寝ている。
俺達の部屋にはテレビとP〇3が置いてあるから、俺は寝る前にいつもゲームをしてから寝る。それを見ながら陸登はいつも眠りにつく。
宙「あ!うわ!右右右右!はぁ!?上かよ!あ、無理だこれ!」
陸「惜しかったね~wまたゲームオーバーだw」
宙「陸登もやる?」
陸「うんん 僕はいい!宙のやってるのを見てるのが楽しいんだ~」
宙「そうか?俺は陸登とやりたいのに……」
陸「そら……下ネタはやめてよ……」
宙「そういう意味じゃねーよ!……てかどこで覚えてきたんだよそんな言葉...」
陸「おもにそらのせいかな~wそらがすぐに下ネタ言うから覚えちゃったw」
陸登……陸登が下ネタを言うとほんとにエロいんだよ…俺を萌え殺す気か?
陸「ふぁ~(´O`) 僕もう眠い...先に寝るね...おやすみそら~」
宙「ん...おやすみ」
陸登が目を閉じ眠り始めた。寝てる陸登は天使で無防備で…いかん!理性を抑えろ!
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