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…奥居さんが死んだ…
アタシは仰天した。
ウソォ!
アタシは思わず、叫ぶ。
「残念ながら、事実だ、お嬢ちゃん…」
藤田秘書室長は淡々と告げる。
「誰?」
アタシの背後から、声がした。
「どうした? 誰かいるのか?」
と、藤田秘書室長。
「…実は…」
と、アタシが言う前に、湯本さんがアタシの後ろに立った。
「キミは…」
藤田秘書室長が唖然とする。
「まさか…ふたりがそういう関係だったとは…」
と、絶句。
「…スマン…見なかったことにする…」
慌てて、ドアを閉める。
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