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「そうよ。全員で部屋に押しかけたら多いから、みんな下で待っているの」
「そうなんですか」
覚悟はしていたけど、本当にみんなで来てしまったのか。
健太にとってはハーレム、いやひとり幼稚園だ。
「うん、公園行く」
健太が行くというのなら、行かないわけにもいかないし、第一約束していたのも事実。
下で待っている人たちを、これ以上待たせるわけにもいかない。
「じゃあ健太くんと下で待っているわ」
「はい、すぐ行きます」
準備をする私を置いて、先生たちは健太を連れて外へ出ていった。
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