優しく包んで……

13/31
前へ
/31ページ
次へ
こういう時役割分担してくれるとすごく助かる。 伊達にこの3年健太たちの相手をしていたわけではないということ。 あまり褒めると照れて嫌がるから、これ以上言わないのが暗黙のルール。 でもこのちょっと照れている表情も好きなんだけどな。 しばらく遊んでいると、綾ちゃんも機嫌が直ったらしく砂場にやってきた。 お山ではなくカップを使ってケーキを作り始めたから、やっぱり女の子なんだなと改めて思う。 男の子たちは砂まみれになって遊んでいるのに。 「颯太、ちょっといいか」 「あぁ、あと頼んだ」 「うん」 .
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

405人が本棚に入れています
本棚に追加