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子供たちは返事をしつつも街づくりに発展した砂場遊びに夢中。
「さっき綾ちゃんが転んじゃって、でもけがはしてないので大丈夫でした」
一応まどかさんには報告。
「そう、けがしてないならよかった。仕事でもないのにごめんなさいね、千尋ちゃんに任せちゃって」
「それは大丈夫です。私も楽しんでますから」
「本当に千尋ちゃんは幼稚園の先生が天職なんだね。僕なんてひとりでもあたふたするのに」
確かに礼二さんは３人の男の子たちに翻弄されているイメージしかないけど、ここぞというときはとても頼りになるんだと姉が言っていた。
役割分担が出来ているならそれでいいんだと思う。
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