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姉貴が今朝喜んで飛んできたくらいだから、母がどれほど喜んで姉貴に報告していたか目に浮かぶ。
付き合いだして３年、何度か千尋を会わせてはいるが、俺に会うより千尋に会うほうが嬉しいらしいのが聞かなくてもわかる。
これで結婚は反対だって言ったらびっくりだ。
「千尋ちゃんだったら絶対反対しないよね、可愛いもん。僕もあんな可愛い妹が出来て喜んでるし。あ、でも颯太君が弟になるのも嬉しいよ」
「取って付けたみたいに言わなくていいですけど」
「そうじゃなくて、篤史君の相手を半分手伝ってくれる人が増えたんだから嬉しいでしょ」
「確かにひとりよりふたりのほうが楽ですよね」
「おいおい、ふたりで俺を面倒くさい奴みたいに言うなよ」
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