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「うん、だからね……」
と、そこで鳴り出した玄関のインターホン。
「ちょっと待っててね」
健太に断って玄関に向かうと、予想通りドアの外にいたのは東野さんだった。
「おはよう」
「おはようございます。どうぞ」
まだ眠そうな目をした東野さんは、まったく健太に気付かず私と一緒にキッチンへ。
「コーヒーすぐいれますね。パンはどうします? トーストかたまにはフレンチトーストでもしようかと思うんですけど」
「それいいな、じゃあ甘さ控えめで」
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