序章

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「はあっ……」  見知らぬ空間の中で、早由香は大きくため息をついた。 「……何がどうなっているのか、よく分かりませんが……厄介なことに巻き込まれてしまったのは確かですね」  着慣れない服に戸惑いながら、彼女は歩く。今は先に進むしかないのだ。    もとの世界に戻るためにも……
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