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「ふうっ……すごいや、お姉ちゃん。2かいすっても、まだいしきがあるひとなんて、なかなかいないよ」
「はあっ……はあっ……はあぁ……」
感心しているキュムだが、すでに早由香の目は虚ろになっていて、呼吸をするだけで精一杯の状態になっていた。
「お姉ちゃん、いやらしいかおしてる。そんな顔をされたら、ボク、ゾクゾクしちゃうよ」
キュムは、早由香の顔を覗きこむ。
「ここでもういっかい、せいきをすったら、お姉ちゃんどうなっちゃうとおもう?」
「っ!?~~~~~っ!!」
早由香は必死になって首を横に振る。
「安心して。お姉ちゃんは、すなにしないから。だから、あとちょっとだけすわせてね♪」
無慈悲にそう言い放ち、キュムは再度彼女の首筋に吸い付く。
(~~~~っ!!~~~~っ!……………)
もはや声をあげることもできず、早由香の意識は、そこでブラックアウトした。
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