告白。そして……

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 早由香は、一つの決心をしていた。  店主が、自分の作った魔物たちを通じてしてきたことは、すぐに許すことはできない。  しかし、その一方で、“レスター”として彼がしてきたことに、悪いことをした償いと、自分を大切に想っているという気持ちを感じたのも事実だ。 (店主さん……私に向けられたのが、単なる一時の欲情だけなのか、それとも愛情なのか……その真意、確かめさせて頂きますね)
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