第0話:始まり

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「外に吊すぞ!」 夜の砂漠は寒い。 「おい!僕の工具を投げるなよ!」 「・・・」 三蔵は寝てしまったようだ。 「えっと、何で悟空様は執拗に三蔵様につきかかるのですか?」 「あぁ、三蔵と悟空は幼馴染みでね、お互いの好きなものとか分かり合っているんだって。で、話を聞くと三蔵はロリコンらしいよ。」 鈴の疑問に八戒が答える。その後に工具が飛んできたが受け止めた。 「はあ・・・。」 「君が童顔で造られているから悟空がからかってんだね。」 「なるほど・・・。」 「ま、明日にでも君のベットを作ってあげるから今夜はソファーで寝てくれる?」 「あ、はい。」 「それじゃあ、おやすみ。」 八戒もベットに入る。 「ほら、悟空もベットで寝ろ。」 悟浄が悟空を掴みベットに投げ入れる。 こうして五人の奇妙な旅が始まるのだった。
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