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新たな出会い
睦美は足跡が あった事に気付いたのか連絡をして来なくなった。
確かに 嘘だらけの恋だったがメールすらして来ないとは思っていなかった。
;睦美…少し話したいんだけど。
メールしてみるがアドレスを変えてしまったようだ。
着信拒否されているのではないだろうか…
電話をする勇気が出なかった。
モバゲーを開くと まだ友達削除されていない…
ミニメしてみようか…
散々 悩んだ末にする事にした。
;責める気とかないから…電話していいか?
いつもならすぐ来る返事が返って来ない。
遊びと思っていたが遊ばれていたのは 私の方だったのだ…
それとも会えなくて寂しかったのだろうか?
考えても答えなど出るはずもない。
睦美の「大好きッ」とゆう言い方が好きだった。
会った時のデートコースを考えたり、思い出すのは楽しかった事ばかり。
一日に何十とゆうメールのやり取り、擬似恋愛と割り切っていたつもりだったが…
いつの間にか恋していたのだ。
確かに普通の恋では無かった…
会った事もなければ会う事も出来ない相手、しかし睦美と共有した事の全てが嘘だった訳ではない。
私だけが そう思っていたとゆうのだろうか?
一瞬でも同じ気持ちにならなかったのか?
そういった疑問が次から次へと浮かんでは消える。
もう一度ミニメしてみようか…
いや…今日はもう寝た方がいいだろう。
ベットに入り布団をかぶると涙がでた…
何年か振りに声を出して泣いた。
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