1章~プロローグ~

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『喉が渇くのかい?』 頭の中で優しく聴こえる声。 あ…また…。 この声の持ち主をアタシは知らないのに アタシは、この声が大好きだった…気がする。 フワッと包み込むような優しい声。 いつも夢の中で差し伸べてくれた手。 その手は………? 誰のモノ………? 思い出せない……。 ただの夢? それにしても すごく生々しく頭に声が残る。
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