1章~プロローグ~

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アタシは目覚めると シャツが冷や汗でビショ濡れになっていた。 『また』あの夢…? 『あの人』は誰? あの夢の中で いつもアタシに優しく語りかけて触れるくる人。 『あの人』の顔も出て来ないのに…。 夢のハズなのに…。 シルエットと声だけが鮮明に脳裏に残っている…。 実は、アタシには10年前までの記憶が全く無い。 何故、記憶がないのかも分からない。 記憶がないコトと あの夢は関係してるの? まるで昔から知ってるような話し方。 まるで昔から知ってるような触れ方。 それとも、ただの夢?
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