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大好きな貴方へ
こちらでも桜が咲きはじめました。
でも少し色が薄いようにみえます。
もう貴方のところの桜は満開か散りはじめていますか?
一日が長く、とても退屈です。
だから貴方の事を思い、今までの思い出を思い返しています。
貴方との出会い。
貴方を好きになったこと。
告白をして最初は冗談だと笑われたこと。
そっとコートの中で手をつないだこと。
キスしたこと。
…いっぱいありすぎて書ききれない。
そのひとつひとつをていねいに思い出して
一日、一日を過ごしています。
ここはとても退屈です。
でも貴方は来ないでください。
貴方が知っている僕に戻るまで、貴方にあわないって決めたから…。
一日でも早くその日をむかえられるようがんばるから。
約束のために…。
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