プロローグ

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この物語の主人公である野口正明(のぐちまさあき)は25歳男性だ。ある日の会社帰りに、日頃の疲れから、注意力散漫な状態で信号を渡っていると、横から迫ってくる車に気付かずはねられて、頭から地面に叩きつけられ、搬送された病院で一命を取り留めたが頸髄損傷(けいずいそんしょう)という両手足を動かせ無くなる重傷を負った。
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