未来から来た恋人と息子

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ー克巳と美佳の家ー 美佳は寝室のベットで眠っていた。 その頃、克巳は雨に濡れながら歩いていた。 『……』 『克巳』 『……』 背後から腕を掴まれ足を止め振り返った克巳は明夫に目を向けた。 明夫は克巳を抱き締めながら『美佳さんの元に行かせたくない、お前を失いたくないんだ』と言った。 克巳は明夫の背中に両腕をまわし抱き締めた。 その後、克巳と明夫はラブホテルに行った。 ーラブホテルの部屋ー 『風邪をひくといけないから先にシャワーを浴びてきたら』 『…うん…』 克巳は明夫の服を掴んだ。 『どうしたんだ?』 『一緒にシャワーを浴びないか』 『克巳…』 『嫌なのか』 克巳は照れながら言った。 『嫌じゃないけど』 『先に行ってる、早く来いよ』 克巳は浴室に行った。 そして克巳は洗面台の前で衣服をすべて脱ぎドアを開くと全裸で中に入りドアを閉めシャワーを浴び始めた。 シャワーの音が聞こえ浴室に行った明夫は洗面台の前で衣服をすべて脱ぎ声をかけた。 『克巳、入ってもいいか』 『あぁ』 中から克巳が答えると明夫はドアを開き中に入るとドアを閉めた。 『身体を洗ったのか』 『まだ洗ってない』 『なら俺が洗ってやる』 明夫はボディーソープを手に取り克巳の身体を洗い始めた。 『ん…ああ…』 いやらしく身体を触る明夫に感じた克巳は火照った顔をしながら喘ぎ声を出した。 『感じてるのか』 『変なとこ触るから』 見つめ合うと克巳と明夫は口づけを交わした。 その後、克巳と明夫は全裸のまま浴室を出るとベットに行き身体を重ねた。 『ああ…』 克巳は股を開きお尻の穴に入っている明夫の大事な部分に感じ乱れた。 『克巳』 『もう、いきそう』 『俺もいきそうだ』 克巳に重なりながら明夫は克巳と共に気持ちよくなりぐったりとなった。 明夫は隣で寝ている克巳を見つめながら頬に触れた。 ビクッとなった克巳は寝ながら身体を動かし背を向けた。 『……』 全裸のままベットからおりた明夫は克巳に掛け布団をかけると浴室に行きシャワーを浴びた。 そして明夫はバスローブを着て浴室を出るとソファーに座り煙草を吸い始めた。 それから30分後、目を覚ました克巳は身体を起こし背を向けて煙草を吸っている明夫を見つめた。
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