未来から来た恋人と息子

5/114

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/114ページ
歩きながら明夫は落ち込む蛍に言った。 『蛍君、先に廃墟ビルに戻っててくれないか』 『どこかに行くんですか?』 『うん、すぐ戻るから』 『わかりました』 『……』 明夫は足を止め歩いていく蛍を見つめた。 そして明夫は店に戻り隠れながら店を見張った。 それから時間が過ぎ、ホストクラブが閉店となり店からホスト達が出てきた。 『お疲れさまでした』 克巳が出てくると明夫は克巳に近づいた。 『克巳さん、話があります』 『……』 克巳は無視をして歩き始めた。 『待てよ、克巳』 明夫は駆け寄り克巳の腕を掴むと足を止めた。 『手を離してください』 『話を聞いてくれ、頼む』 克巳から手を離すと明夫は人に見られながら地面に正座をし頭をさげた。 『わかりましたから、立ってください』 克巳は明夫の腕を掴み立たせた。 『知り合いに見られると困るから、ホテルに行きましょう』 克巳と明夫は歩き始め見つけたホテルの中に入っていった。 ーホテルの部屋ー 『話があるなら早く言ってください』 克巳は明夫に背を向けながら言った。 明夫は背後から何も言わず克巳を抱き締めた。 『やめてください』 克巳は明夫から離れた。 『……』 『話がないなら帰ります』 『蛍君には悪いが、俺のものにする』 『何を言って…んん…』 言いかけた克巳は明夫に唇を奪われた。 克巳は明夫の身体を押し離し火照った顔で明夫の顔を見つめた。 『なぜ、キスを…』 『克巳が好きだからキスをしたんだ』 『好きって…俺は男ですよ』 『そんなの関係ない』 明夫は克巳をベットに押し倒しスーツを脱がせると肌に触れた。 『やめて…』 『首筋をなめられるのが弱いんだよな』 明夫は克巳の首筋をなめ始めた。 克巳は感じ大事な部分が反応した。 それを見て明夫は克巳のズボンを脱がせその後、自分のズボンも脱いだ。 『欲しいか、克巳』 『……』 『克巳』 克巳の股を広げると明夫は大事な部分を克巳のお尻の穴に入れた。 『んん…』 『動かすぞ』 明夫は腰を揺らし克巳は喘ぎ声をだし乱れた。 『ああ…やめて…』 『克巳、愛してる』 『ああ…』 激しい明夫の愛撫に克巳は喘ぎ声を出しながら気を失った。
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加