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彼女の名前から思い浮かぶ超有名女優さんみたいな正統派の美人ではないけど、個性的っていうの?
柔らかい感じを残しつつも、どこかきりっとした芯を感じさせるんだ。
そして、小柄な割に、胸が大きい!
ここ、大事ね!
(バカ男子丸出し)
確かに最初は、興味があったからだった。
さゆりんがどうして、俺に興味を示さないのか、知りたかったんだ。
それに、劇的に変わったのはなぜなのかも、気になった。
そうして、1年間、俺はさゆりんのそばで過ごした。
そうして気づいたこと。
彼女は美人にありがちな、妙なプライドがないんだ。
美人がみんなそうとは思わないけど、俺に近づく美人は、だいたいプライドが高くて、
「あたしが付き合ってあげてるんだから」
的に、えらそうなのが多かった。
でもさゆりんは、全然そうじゃない。
たまたま祖父ちゃんが見ていた昭和の古い映画に出ていた、女優さんみたいだと思った。
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