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「地球を、全人類を救うため。錦之宮楓を暗殺してくれ。
彼女の念力が、彼女ですら制御できなくなるくらい、大きくなる前に」
この瞬間から、僕の任務は始まった。錦之宮楓の暗殺任務は開始された。
地球を、いや銀河を、破壊できてしまうほどの念力を持つ女子生徒。その巨大すぎる力を暴発させないための計画。
彼女の暗殺計画。
天下一武道会があるのだとしたら、彼女は間違いなく最強だろう。
世界最強だろう。
そんな彼女を、僕は暗殺する。
この時、僕は知りもしなかった。
この暗殺任務が、いかに過酷で、残酷で、困難な事なのかを。
知る由もなかった。
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