プロローグ

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「そんなの、決まってんじゃん!だって!」 その少年の言葉を聞いて、オレは本気で医者になることを決意した。 勿論、親には特に母親には反対されたけどな....。 でも、オレは気にせず高校卒業後に単身、アメリカの医療大学に進学。 そして、四年間。主席で、大学を卒業した。 今では、アメリカの医療技術を研究しているところから声がかかるほどの実力を持った。 オレが医者になることを決意させてくれた、少年の名ははっきりと覚えては居ないが.... 友達が、栄第一病院の院長さんの息子さんだってことは、覚えてたから。 無理を言って、栄第一病院に雇ってもらった。 それと、オレは昔から男でも女でもいける口で、アメリカに行ってからは更に悪化した。 でも、割合的には男の方が多いから不思議なもんだ。 そして....この想いが、あまつさえ初恋になるとは夢にも思わなかった。
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