ノピ太の現状

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しばらくして額にヒヤリとした感触を覚えて目が覚めた。 これは…濡らしたタオル…       横にはノピ太だ。 「どういう風の吹き回しだ?」 俺は嫌みったらしく言った。   「たまにはお前にもなにかしてやらないとな。」     ジーンときた。   ノピ太の口の周りには明らかにどら焼きを食べた後のあんこがくっついていた。 「お前。俺のどら焼き食ったろ。」   ノピ太は「はぁ?」と言うような顔で俺を見ている。 俺はノピ太に鏡を見せた。   「あぁこれ?これはなんかアソパソマソとか言うやつを食った。」   ちょっ!アソパソマソ出てこないだろw   「てめぇ嘘が下手だな。」   とまぁある夕暮れの俺とノピ太の会話である。
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