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「内情はわかりました。私の種族はランダムでお願いします。」
『はい?私の説明聞いてましたか?』
あれだけデメリットを説いたのにランダムを選択したんだから、その反応は当たり前だわ。
「私はあまりログイン出来ないし、そう拘ってないのよ。元々ソロでやるつもりだしね。」
余程変な種族にならない限り問題ないわ。なったらなったで楽しむしね。
『わかりました。ランダムに設定します。続いてスキルを10種類選んで下さい。』
種族の画面が消えてスキルの選択画面が浮かんだ。
「どの種族になったかは教えてくれないのね。」
『はい。それもランダムのデメリットですから。ご了承下さい』
生産スキルとったのに生産が壊滅的な魔人になる可能性もあるってわけね。
「ならば、どんな種族でも大丈夫なスキルを選ぶべきね。」
スキル表をスクロールしてポチポチと選んでいく。
『これは………また、珍しい構成ですねぇ』
私が選んだのは、HP増強・MP増強・ATK増強・DEF増強・DEX増強・INT増強・AGI増強・LUK増強・投擲・加速の10種類。
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