第1章

2/3
前へ
/6ページ
次へ
「…ふにゃ?」 目を開けるとそこにはなんと言うか、はいもう真っ白としか言えない空間があった。 「目覚めましたか?」 俺が声のした方へ振り向くとそこには絶景の美女が… 「ってあるわけないか。早く起きよっと。」 「ヒドッ!、って言うか戻れないよ。」 その言葉を聞き、俺はピクンと動かす。 「…どう言うことだ。」 「お忘れですか?あなた先ほど死んだのですよ。」 そういえば… 回想 俺は仕事帰りに偶然通りかかった道で鉄鋼が落ちてきた。俺とは距離が有りまず当たらない。そう思っていた。しかし!その落ちて来る鉄鋼の下には小さい子供がいるではないか!俺はとっさに(体が勝手に)動き子供を押しのけたが自分が姿勢を崩しそのまま… グチャッ… と嫌な音を聞き俺は永遠の眠りについた。 回想終了 「まさかだが…、この状況を作ったのってあんたなのか?」 「いかにもそうですよ。新井花蓮(アライカレン)君。」 やっぱり…、現実にはないと思っていたことが起きている。まぁ名前を知っていると言うことは 花蓮「あんた神か?」 「惜しい!」 いや惜しいって… 女神「私は女神。実は私の部下(天使)がミスをしてしまってあなたを死なせてしまったのよ。」 事実を言っていくごとにだんだん暗くなる女神。そして… 女神「すいませんでしたぁ!」 見事なジャンピング土下座を見せた。って言うかやる人いるんだ。(女神だけど) 花蓮「いや、別に怒ってないですよ?」 女神「へ?」 俺のあっさりした回答に唖然となる女神。 花蓮「だってミスをしたのは部下の天使の方でしょ?だったらあなたが謝ることはないと思うんだが…」 女神「しかし部下のミスは上司の責任です!お願いです。謝らせてください!」 花蓮「えっと、その天使(部下)は?」 女神「はい、先ほどたっぷり叱ってまいりました。」 花蓮「まぁそれは上司だからなんだが…」 何もしていない以上女神に八つ当たりもな…、そうだ! 花蓮「すみません。女神が出たってことは俺は転生させられるんですか?」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加