おとぎ話

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ーーむかしむかしあるところに一羽の小鳥が生まれました。 小鳥は親から愛情をもらい大切に育てられすくすくと成長していきました。 また大切な仲間と元気に仲良く暮らしていました。 しかしそんなある時、天敵の鳥に巣を襲われてしまいます。 小鳥は仲間を家族を守るため、勇気を振り絞り天敵の鳥に立ち向かいました。 しかし圧倒的な強さを持つ相手に歯が立たず、挙げ句の果てには心臓を一突きされてしまいます。 心臓を貫かれた小鳥は力尽きてしまいました。 しかし、力尽きてなお小鳥は天敵の鳥に立ち向かいました。 その姿を見て感動した神様が小鳥に「力」を与えました。 すると小鳥の身体全体が炎に包まれ貫かれた心臓も塞がりました。 そんな姿をみた天敵の鳥は恐れをなして逃げ出して行きました。 そして小鳥はみんなから感謝され仲良く暮らすのでした。 これを後に人々は「不死鳥(フェニックス)」と呼ぶのである。
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