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「なに熱くなってんのよ!バカじゃないの!」
あとコンマ2秒遅れればノックアウトできていたところを横から智南がストップをかける。
「止めるな智南,,,男にはやらなきゃならない時がある,,,
それが今だ!!」
決まったぜ,,,我ながら一人前の男になったなと感心する。
智南が感心してるであろう様子を横目でチらりと見ると、横から拳が俺の頬めがけて迫っているのが分かる。
ダメだ,,,もう,,,間に、合わな、い
バチコーン!!!
鈍い音が部屋中駆けわたり俺は宙を舞う。
まるで空を泳ぐかのように飛んだ俺は勢いよく畳の上に落ちる。
「ぐはっ!なんでおれが…」
頭のうえでは?が立っている
「あ!ごめ、んじゃないわ。あんたが変な顔するからつい力が入っちゃったじゃない」
智南の言葉を聞いて改めて世界の理不尽さを知る
てか力が入る前になぜ俺を殴るのかとききたい
だがその返事を聞く前に俺の意識は強烈な平手打ちと今日いちにちの疲れで遠のいていった、、、
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