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翌日、新聞を売る青年
「号外、号外だよ、街の功労者べリアーナ氏が何者かによって殺害された、詳細を知りたい方は一部200ライタニアだよ」
べリアーナ氏殺害、広場にて顔以外箇所の皮膚を剥がされて置かれていたと言う、死因は出血多量によるショック死とのことだ
「あのじいさん、意外とえげつない事するよな~、え?ああ、そうだな、みぐるみ剥がされちゃ商売するのも大変だよな~」
「そう言えば、あの金どうした?え?2万ライタニアだけ取って、残りの全部奴隷どもにくれてやったって!?もう少し貰っておこーぜぇ、ロストさんよぉ~」
そう言ってロストと大砲はマクトリアを後にする
ライタニア城魔術研究所___
「これは…」
「はい、この前のべリアーナプライベートハーバーの報告書です」
金髪の若い男が次に口を開ける
「黒いゴーレム…ねぇ、3㍍級はオートマにしても人間が乗るにしても小さいし、ましてや我が国にはこんな技術存在しないし『ストレガ』か『ロトン』の技術かな」
「でしょうか?」
と、助手のような女性が話す
「もしかしたら古代の兵器かもね、イデオラ、セフロ、ワイズマンの類いのさ」
「どちらにしても、この港はもう一度調査したほうが得策かな、特殊魔導騎士団にここの再調査をお願いしてもいいかな」
そう男が言うと女性が
「ではそのように手配させます、ガルズ局長」
「うん、よろしくね」
そう言いながらコーヒーを片手に報告書を読みふけっていた
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