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続いてウィルは喋る
「殺しが二の次になっている、目標の殲滅が目的ならムェルテはここには居ないからな」
ロザリィは馬車のワゴンを見る、ムェルテは毛布を被りスヤスヤと寝ている
「ええ、確かにそう、王都に戻ったらムェルテを私達の保護下に置けるよう手配しましょう」
「ああ、心得た」
この一件事態は良くは分からない、良くは分からないが何かしらが裏で、何かを探し求めている事は分かった
恐らく憶測ではあるが、黒いゴーレムと何か関係が有るのでは…と、そう思うが考えれば考えるほど頭がぐちゃぐちゃになる、ウィルは頭をかきながら言う
「あー、わかんねーな、よし、取り合えず王都に戻ったらまずは飯を食うぞ」
「それ賛成」
「ライ豚亭で良いか?」
「おっけー、カツ丼いっぱい食べる」
馬車はゆっくりと朝の日を浴びライタニアの王都へと向かい駆けて行く
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