文句なんて・・・ねぇよ。
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「・・・ゆうくん。」 「・・・なんだよ。」 「・・・ゆーうくん。」 「・・・だから、なんだよ。」 「へへっ。」 「・・・馬鹿じゃねえの・・・。」 帰り道、ずっと伊織はふにゃふにゃした笑顔のままだった。・・・可愛くてしょうがない・・・。 俺の願いは叶わなかったが、それ以上に幸せだ。伊織、ごめんな。お前から普通の幸せを奪って。でも、その分俺がずっと一緒にいるから。繋いだ手の感触を確かめつつ思う。
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