第二話 家族になろう

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said to ? [知らない天井だ.] 隣を見ると美花が眠っていた. とりあえず,起きよう. それにしても,何でこんなところにいるのかな? [?っ??いっったい?X-<] 余りの痛さに悶えていると入口の障子が開けられ誰かが走り寄って来た. ?「おい?大丈夫か?!」 何言ってるか,解らなかったけど,涙目で声のした方を見ると何故か固まった赤いバンダナをした亀がいた. said to ラファエロ 昨日拾った女の子の様子を見に行ったら,白髪の子が起きてて,布団の上で震えてたから,オレは走り寄って行ったんだが,顔を見た瞬間,余りの可愛さに固まった. 「(涙目上目遣いは反則だ.)っと,大丈夫か?」 直ぐに立ち直って今度はゆっくりと同じ事を聞く.がその子は首をかしげて,聞いた事の無い言葉を喋った. ?[ねぇ,もう一度お願い.] 俺が聞こうとすると後ろの入口が開くのと,隣の子が目を覚ますのは同時だった. ?[…あ……い……か…] a[!!美花!大丈夫?] どうやら,白髪の子がアイカ,桃髪の子がミカって言うらしいな. そんな事思いながら,俺は入口を見た. 「よう,レオナルド.」 L「来てたのか,ラファエロ.」 「まあな,けど不味い事になったぜ.」 L「何が?」 「言葉が解らないんだよ.」 俺の言葉にレオは目を丸くした. said to美花 目を覚ますと愛美が駆け寄ってきた.助け起こされて聞いてみた. [ここどこ?あの子達は誰?] a[解らない.言葉も何も.] [どうしよう.何も聞けないよ.] a[それは向こうも同じみたい.] 見ると青いバンダナの子が目を丸くしてた. L「父上に聞いて見よう.」 我に帰った青いバンダナの子がそう言ってどこかに向かうので呼び止めた. [ストップ.行かないで!] すると青い子と赤い子が振り向き聞いてきた. L「ねえ,君英語話せるの?」 あっ,やっぱり解らない.首をかしげると赤い子が言う. R「さっきストップって言ってただろ!」 あー!ストップに反応したのか.ってことは,アメリカかイギリス?どうしよう,英語少ししか習って無いよ?orz a[えーと.ゆっくりはスロー,英語はイングリッシュ,話すはスピーク,だったよね?] [うんそうみたい.] 答えてたのは,赤い子だった. R「だから,英語,話せるか?って聞いてんだ!」 二人同時に少しってジェスチャーで返した.青い子が聞こうとしたら入口が開いた.
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