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山脈の向こうもこっちも見事な紅葉に染まる頃、ヤクルが輸出されました。初めて見る家畜に皆興味津々。可愛いでしょ?雌は皆妊娠してるので春の出産を終えたらミルクが飲めるようになります。
数が増えるまでは領内に行き渡るのは難しいけど、どんどん増えるから3年くらいかな?
山も一通り手入れが終わり、後は3人の管理人にその都度教えることになりました。
集落チームも冬支度が優先なので全員戻り、ちょこちょこ様子見にくることに。すっかり仲良しさんになって、来年はこれ植えようやーと盛り上がってました。その中に葡萄と胡椒もあります。勿論薬草も。
来年はおばばチーム投入予定で、おばば準備万端です。元気だな。良いことだ。うん。
町の方も補助金や食料のお陰で無事に冬を迎えれる状態だし、領内だけのやり取りだけど色々な商店や工場も動き出しました。
やっとミレイ君も一息つけるかな?まだ税を納めるには至ってないけど、復興としては良いとこいってると思う。町も綺麗になったしね!衛生って大事です!
ほら、ね。早く復興させないとミレイ君のお嫁さん迎えられないじゃない?正式に婚約したからさ。
因みに。
「うわあ…、うわぁー…!」
と胸の前で両手を握りしめ乙女ポーズで見詰めたミレイ君の前には、ちょこんと座って見上げる瑪瑙がいた、ある日の御披露目の出来事でした。
もう一度言おう。乙女か!
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