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・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
「!?」
「あっ、やっと起きたね。」
「・・・・・・ッ!いたた・・・。」
頭がズキズキとした嫌な痛みに襲われる。
「ああ!無理しないで、杖で殴ったんだから。」
「そう、か・・・・・・。」
どうやら、誰かに助けてもらったらしい。
・・・・・・?・・・・・・!?
「え・・・・・・?あの、今・・・?」
「?ああ、15時28分だよ。」
「いえ、そういうことではなく!」
!
「いたたたた・・・。」
「ああっ、大声を出すと響くよ・・・?」
思わず両手で頭を抱えこむ。しまった、頭がガンガンする。気を失うほどの衝撃を受けたのだから、当たり前だ。・・・それにしても・・・?
「あ、あの・・・。」
「ん?」
これ以上の悪化を避けるため、目の前の人に聞こえるくらいの声量で話す。ヒソヒソ。
ニコニコとしていて、とても良い人そうだが・・・。
「あの・・・・・・。さっき、『杖で殴った』って・・・言いませんでしたか・・・?」
できれば聞き違いであってほしい。
そう思いつつ、恐る恐る聞いた。
やはり、その人はニコニコとしていて────
「うん、殴ったよ?森で、キミの背後から♪」
────爆弾を投げてきやがりました。
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