1人が本棚に入れています
本棚に追加
/58ページ
見知らぬ執事「いえ、主人にではないですよ」
ミーシャ「え？誰に？」
見知らぬ執事「そうですね。執事長といったとこですか。まあ、私の方が目上なんですけど。」
ミーシャ「単に貴方が目障りだったんじゃないの？」
見知らぬ執事「いいえ。あいつはいつも他の執事達を見てますから凄く気遣いが上手いんですよ。そもそも、主人は家に居ませんしね。」
ミーシャ「え？それ、働く意味なくない？」
見知らぬ執事「もし主人が帰ってきたときに家が汚れてたら嫌でしょう？」
ミーシャ「そうね。」
見知らぬ執事「……………そういえばエクレア町ってどこです？」
ミーシャ「ここよ。あ、そういえば名乗ってなかったわね。私はミーシャ。ミーシャ・カルテアよ。ここの町は全て私の土地なの！」
見知らぬ執事「あなたがミーシャ様でいらっしゃいましたか。」
ミーシャ「そうよ！……っと貴方もしかしてこの国の人じゃないわね。」
見知らぬ執事「はい。」
ミーシャ「へー。じゃあさ、貴方が仕えてる主人ってどんな感じの人？」
最初のコメントを投稿しよう！