プロローグ

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プロローグ

あの日から私はバケモノになり、周りから怯えた目で見られていた。 バケモノを見る目で見られていた。 車に跳ねられても、火で燃えても、殺人者に刺されても、打たれても私は死ななかった… 否、死ねなかった。 その目から、人から、声から… 私は声と気配を殺して逃げ続けた。
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