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…………303'112'075回目。
まただ。また、駄目だった。
世界のループを私は止める事が出来なかった。また、世界は繰り返すのだ。
次のチャンスは何百年後だろうか?
それとも何千年後?
何れにせよ、気が遠くなる年月を待たねばなるまい。
何回も何回も何度も何度も殺されては復活し、また殺される。それが、私の存在理由なのだろうか。
私は永劫の時を生きては、八つ裂きにされ、圧し潰され、燃やし尽くされ、凍り漬けにされ、海底に沈められ、火口に落とされてきた。その度に、私は甦るのだ。
私が自殺しようが、甦り、どんなに逃げても、どこに隠れても、奴等は私を見つけ出し蹂躙してしまう。仕方ない事だ。
私はそういう存在なのだから。
私は魔王。
勇者に殺され続ける者である。
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