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「おはよう」
(眠っていて起きない)
「朝だよ?おはよう…ほら、起きて?」
(瞼がぴくりと動いた気がした)
「ねぇ、起きないの?このまま寝てたら遅刻しちゃうよ?朝はやることいっぱいあるでしょ?」
(少しだけ身動いだ)
「起きたら顔洗って、着替えて、お化粧して、僕の作った朝ごはんちゃんと食べてからお出掛けしてくれないと嫌だからね?」
(少し息を吸った…覚醒が近いのかもしれない)
「今日はねぇ、チーズオムレツとサラダとシリアル入りのヨーグルト♪パンは、どうせ焼いても食べないんでしょ?だから焼かないよ?…ねぇ起きた?」
(んーっ…寝てるのか起きてるのかわからない)
「…もうっ、こんなに優しく起こしてあげてるのにまだ起きないの?本当、君は朝弱いよね。んーっもう、しょうがないなぁ…」
(そっと近づいて前髪をかき上げる)
Chu…
(おでこに優しくkissをする)
「おでこだけじゃ気づかないのかな…?こんなに近くに居るのに…僕の気配感じない?」
(頬っぺたや瞼に優しくkissをする)
「ほら、起きて?」
(もう一度頬っぺに優しくkissをする)
「本当にしょうがないなぁ…そんな無防備にしてたらイタズラしちゃうよ?いいの?…本当にイタズラしちゃうからね?…鼻の頭噛んじゃおうかなぁ…それとも耳たぶ噛んじゃおうかなぁ…」
(ぴくりっと身動ぎする)
「本当に噛んじゃうよ?……はむっ」
(眉の間を寄せて身動ぎする)
「もう本当は、起きてるんでしょ?知ってるんだからね?」(笑いながら)
(それでも寝た振りをしてる)
「そーなんだ?そーまでして寝た振りするんだね?いいよ。それなら僕にだって考えがあるからね?」
(耳をそばだてて聞いてるのが分かる)
ふっ…
(耳に吐息をかける)
(きゃーっと跳ね起きる)
「きゃーっってw」(大笑い)
(耳を押さえて睨む)
「そんな顔で睨んだって全然怖くないよ?優しく起こしてあげてるのに起きない君が悪いんだからね?」
(枕を掴んで投げる)
「もう、恥ずかしいからって枕投げないの」
(しっかりキャッチされてむくれる)
「そんな顔してもダメだよ?起きてるのに寝た振りなんかするから悪いんだからね?僕は、ちゃんとイタズラしちゃうよ?って言ったからね?(優しく微笑む感じで)」
(むくれたままだ)
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