7、 「実験」と変化する「日常」

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11月18日 何も考えたくない。 外の「日常」は僕には本当に意味がないもので。 アイのいる僕の家に。 アイと共有する時間に意味がある。 最初の頃は、 アイを監禁して観察する自分と、 何もないような顔で普段を生きる僕の二重生活を楽しんでいた。 だが今は単純に僕という人間はそれの両立をストレスとして感じてきているのがわかる。 アイにだけは僕の本質をさらけ出すことが出来るし、気が休まる。 会社の同僚や友人に装う上辺の部分が、アイと生活することで更にどうでもいいものになってきている。
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