第1章

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ー休み時間。 休み時間になると一斉に皆席を離れ、仲のいいグループに別れる。 私も即行、みっちょんとみれいの席に行く。 するとみれいが 「ねぇねぇ!他のクラスもイケメンいるか見に行こうよ!!」 そう言って私たちを教室の外へ連れ出す。 外へでても男子ばっかりで… 「…一旦男子いないところで休憩したい…」 「それな」 男子が苦手なみっちょんがいてくれると助かる。みれいはどんどん男子のいるところへ行くから…。 みれいに引っ張られているため、前がよく見えず、 ドン!! 誰かとぶつかってしまった。 「あ、ごめん!」 「あっ、わり!大丈夫!?」 ふと聞こえた野太い声にびっくりしてすぐさま前を見ると そこにはごつごつの男子。 (わー女の子だー可愛いなぁ…) …ん? (いい匂いする…た、たまんねぇ!!) 耳ではなくて頭の中から聞こえる野太い声。 目の前の男子は鼻穴を広げてスンスンしている。 …あー…ぶつかっちゃったから… …そんないい匂いするかな… 自分の腕の匂いとかを嗅いで体臭を確かめる。 「柚!行くよ!」 「あ、うん!!」 、
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