第1章

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ー私の力っていうのは 人の思っていることが聞こえてしまう力。 小さい頃はこんな力があるなんて気づかなかった。 動物と話せることには気づいていてずっとペットに話しかけていて変な子って言われていた。 少し大きくなった頃、友達が出来た。 その友達と手を繋いだりすると、なにやらその子の気持ちが脳に直接流れ込んできた。 それがおもしろくてたくさんの人とてを繋いではその人の気持ちを聞いた。 そしてこの力を研究した。 手を繋がなくても触れるだけで聴こえること。 自分の意思関係なしに聴こえてしまうこと。 でも…たくさんの人の気持ちを聴くと、嫌なことまで聞いてしまう。 そのなかには私のことを嫌いな子もいて… 好きな友達と触れ合うのが恐くなった。 でも今一緒にいるみっちょん、みれいは触れ合ってしまう時があるけど、その時考えているのは好きなアニメのこと、男のこと。 言ってることと思ってることが面白いくらいに一致してて。 信頼できると確信した。 ということで、この力を持ってこんなことに使ってやろうとかは考えてなくて、むしろ邪魔な存在だったけど… 松田くんのいい意味の裏表が面白くて この力を使おうと悪巧みしている今日この頃。 、
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