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ー休み時間。
休み時間になると一斉に皆席を離れ、仲のいいグループに別れる。
私も即行、みっちょんとみれいの席に行く。
するとみれいが
「ねぇねぇ!他のクラスもイケメンいるか見に行こうよ!!」
そう言って私たちを教室の外へ連れ出す。
外へでても男子ばっかりで…
「…一旦男子いないところで休憩したい…」
「それな」
男子が苦手なみっちょんがいてくれると助かる。みれいはどんどん男子のいるところへ行くから…。
みれいに引っ張られているため、前がよく見えず、
ドン!!
誰かとぶつかってしまった。
「あ、ごめん!」
「あっ、わり!大丈夫!?」
ふと聞こえた野太い声にびっくりしてすぐさま前を見ると
そこにはごつごつの男子。
(わー女の子だー可愛いなぁ…)
…ん?
(いい匂いする…た、たまんねぇ!!)
耳ではなくて頭の中から聞こえる野太い声。
目の前の男子は鼻穴を広げてスンスンしている。
…あー…ぶつかっちゃったから…
…そんないい匂いするかな…
自分の腕の匂いとかを嗅いで体臭を確かめる。
「柚!行くよ!」
「あ、うん!!」
、
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