第1章

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「わぁーこっちのクラスもイケメンいるわー」 「んーどこどこ」 隣のクラス、教室の扉から中を伺い、イケメンを見つけ、その人を指差す。 指を指した先を見ると確かにチャラい系のイケメンがいたが、私の隣の席の人の方がイケメンだと思う。 「ほらそろそろ休み時間終わるから戻ろうよ」 「そうそう!みれいー戻るよー」 「わかったよーもうっ!」 皆で教室を後にしようとしたその時 「君たちなん組の子?」 いきなりガシッと肩を組まれる。 振り向くとそこにはさっきのチャラい系イケメン。 「あっ!い、1組のみれいっていいますぅ」 即行反応するみれい。 私とみっちょんはすぐに一定の距離をとる。 こ、この人気持ち悪い…っ!! 「みれいちゃんねー、君たちは?」 (この中じゃ一番みれいちゃんがヤれそうだな…あ、でもこっちの二人も可愛いなー…) …か、可愛い!? ボッと顔が暑くなる。 「い、いこ、ゆず!」 みっちょんに引っ張られてその場から離れる。 「…ちゃらい感じの男子って本当無理…」 「でもあの人みっちょんの事可愛いって言ってたよ」 「は、はぁ!?一言もそんなこといってなかったけど!?」 …あ、しまった。言ってはなかった…。 まぁそんなこんなで。 、
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