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「わぁーこっちのクラスもイケメンいるわー」
「んーどこどこ」
隣のクラス、教室の扉から中を伺い、イケメンを見つけ、その人を指差す。
指を指した先を見ると確かにチャラい系のイケメンがいたが、私の隣の席の人の方がイケメンだと思う。
「ほらそろそろ休み時間終わるから戻ろうよ」
「そうそう!みれいー戻るよー」
「わかったよーもうっ!」
皆で教室を後にしようとしたその時
「君たちなん組の子?」
いきなりガシッと肩を組まれる。
振り向くとそこにはさっきのチャラい系イケメン。
「あっ!い、1組のみれいっていいますぅ」
即行反応するみれい。
私とみっちょんはすぐに一定の距離をとる。
こ、この人気持ち悪い…っ!!
「みれいちゃんねー、君たちは?」
(この中じゃ一番みれいちゃんがヤれそうだな…あ、でもこっちの二人も可愛いなー…)
…か、可愛い!?
ボッと顔が暑くなる。
「い、いこ、ゆず!」
みっちょんに引っ張られてその場から離れる。
「…ちゃらい感じの男子って本当無理…」
「でもあの人みっちょんの事可愛いって言ってたよ」
「は、はぁ!?一言もそんなこといってなかったけど!?」
…あ、しまった。言ってはなかった…。
まぁそんなこんなで。
、
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