第1章

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そして、まぁ案の定 クラスのイケイケグループが男女ともに仲良くなって、私とみっちょんみたいなネクラな人はいつもと同じようなメンツでずっと話し込んで。 みれいはイケイケグループに突っ込んでいく強者で。 そのまま親睦会は終わり、 各々、帰っていく。 「みっちょん、本屋寄ってく?」 「柚ーーーー!ありがたい!行こ!」 「ちょっとー!私も置いていかないでよー」 私たち3人も帰ろうとしたその時 「じゃ明日学校でなー!」 そう言って走り出す男子と私が振り向いた瞬間にぶつかってしまい… バランスを崩して倒れ… 「…大丈…ぶ…!?」 …て、ない!? 目の前に地面があるが、その上に浮かんでいる。 ってか誰かに持ち上げられてい…る… (…や…やばい…この柔らかさ…) 急に頭の中に聴こえてくる声。 それと同時に胸の辺りの違和感。 視線を胸に移すと… 誰かの手が胸の上にあって、鷲掴みされていた。 私は胸が鷲掴みされていると理解した瞬間、振り向いた瞬間に鷲掴みしていた人を バチン!!! 思いっきりビンタした。 、
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